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映画:The Lord of the Rings~指輪物語 | 2013-01-15

タイトルにある程にも関わらず
その指輪のデザイン性に疑問を抱き
過去に何度も、何人からも薦められたまま
なぞる程度にしか観れなかった映画でしたので
ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間』(2001)
ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』 (2002)
ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』(2003)
以上の3部作DVD6本ぶんを正月に改めて観てみました。

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冒頭で、燃えさかる暖炉に指輪が投げ込まれ
その熱によって指輪に文字が浮かび上がった。

「だからこんなにシンプルなデザインなのか!」などとは思いきれず
「闇の冥王が世界を滅ぼす為に作った魔力を秘めた指輪」としては
やはり!どうしたって!大いに!説得力の欠けるデザインなのである。

そんなデザインの指輪をDVD6本ぶんの時間を掛けて破壊する旅なのか?

・・・どうも違うらしい。

小説「指輪物語」の指輪は、この指輪だけではなく様々な指輪が登場する。

そして、闇の冥王が世界を滅ぼす為に作った魔力を秘めたこの指輪は
その中の「一つの指輪~One Ring(支配する指輪~Ruling Ring)
でしかないというのである(ようやく面白そうな話になってきた)。

J・R・R・トールキン氏が作り上げた架空の歴史書「中つ国の神話世界」。

彼はこの小説を書きながら、それぞれどんな意匠を思い浮かべていたのだろう?

201304

この画像は映画にあるアラゴルンの指輪「バラヒア」の意匠である。

この「バラヒアの指輪」は、力の指輪にこそ含まれていないようだが
その背景には多くの人の手を経た所縁で溢れているようで興味深い。

「バラヒアの指輪」の意匠については以下のように記されている。

 For this ring was like to twin serpents, whose eyes were emeralds,
 and their heads met beneath a crown of golden flowers,
 that the one upheld and the other devoured.

(映画では…)
 And yet he bore a strange ring,
 Two serpents with emeralds eyes,
 One devouring the other crowned with golden flowers.

(意訳)
 この指輪は一対の蛇の姿を象り、その眼にはエメラルドが留められ
 金によって添えられた花々の冠の下から蛇の頭部がそれぞれ出くわし
 一方の蛇はそれを頭に載せ、もう一方の蛇はそれを食らい付いている。

因みに、上記の文面に「中石」については見当たらないが
映画にある「バラヒアの指輪」の意匠には中石が描かれている。

このアレンジが有りなら「一つの指輪(支配する指輪)」だって!
・・・などと思ったりもするが、それは野暮というもの。

ひと先ず映画を再びなぞり終えた所であるが、やはり
小説で指輪物語の世界観と背景をしっかりと把握しなければ
「一つの指輪(支配する指輪)」の意匠を語るには値しない。

それには更なる時間を要する事になりそうです。。。

※リンク先は無知な私の確認メモ用としてである事を御容赦願います。

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