例え自分が進む道の先が見えなくても
自分を信じて進む勇気が必要なんです。
NHKの朝ドラ「あまちゃん」で老若男女にまで知れ渡った
奇才宮藤官九郎が2003年に初主演した映画「福耳」。
福耳とは、耳たぶが大きく肉の厚い耳の事で
金運に恵まれ福運がもたらされると云われている。
中でも良相は耳たぶが真下に垂れ下がるのではなく
口の方に向かう耳たぶの上に米粒が乗る程の形とされる。
浅草の高齢者向けマンションで働く事になったフリーターが
初出勤当日に亡くなったばかりの住人の幽霊に取り憑かれる。
その理由は、同じマンションに住む女性への思いと
実はもう1つのある未練があってのことだった。
「取り憑かれる」と書くよりも「入り込まれた」と書いた方が
正しい表現かもしれないし、個人的にもしっくりくる。
フリーター(宮藤官九郎)と幽霊(田中邦衛)が打ち解け合い
「生きてゆく証と生きてきた証」を吹き抜ける風のように描いた
ファンタジック・コメディで、例の痛快さはやや控えめながらも
歳を取る事は、歳(時間)の重ね方次第では待ち遠しくも思える。
そこに至るまでの経験から成る言葉や表現が豊かであるほど…。
持て余し簡単に諦める若さと、老いて知る諦めた事への後悔の念が
交錯する間で、人生の先輩の言葉が沁み入るようにな年代となり
先が見えない世の中で「見えないものを信じる勇気」の必要性を
改めて認識出来たなら、それだけで価値の得られる作品だと思えます。
エンディング・テーマの川島愛華「昔出会った風」も良いです♪
ユカタン半島のある村の長老はこう語る…
「多くの智慧と能力を身に付けてもなお
求める望みが果てしなく続くのであれば
やがて大地に見放される時が来る」
この物語の舞台はマヤ文明の衰退期・・・
マヤ帝国の太陽神を鎮める為の生贄として連行され
人間狩りの標的とされてしまう小さな村の青年が
匿った家族を救う為に傭兵の手から逃走、逆襲し
新たに迎えた家族と共に「新しい始まりを探す」。
傭兵の団長ゼロ・ウルフが左腕に装着する装身具は
髑髏の下顎が3つ連なる…権威の象徴(戦利品)か?
はたまた守護的なまじないでも表しているのだろうか?
とにかく野性的でプリミティヴな装身具が数々登場し
個人的にはそれらを1つ1つ観察するだけでも楽しめる。
生贄のシーンなど、かなり残虐なシーンもありますが
ストーリーがシンプルな反面、セットや美術装飾なども
細部に渡って表現されていて、滅亡してしまった文明の
世界観を垣間見る事が出来て大変興味深い作品でした。
歴史考証の甘さが批評されていたりするようですが
ファンタジーとして歴史の一片が描かれたとみるべきで
主人公の驚異的な回復力の方がよっぽどハリウッド的。
監督・製作・脚本はメル・ギブソン。
この作品の前に、12年もの構想と私財を製作費に充てたという
「パッション(キリストの最後の12時間の史実を描いた)」も
アポカリプトを観た事で観てみたくなりました・・・また近々。
ジェムシリカはクリソコラに長い年月の中で珪酸が染み込み石英化したもので(セージナイトいう微細な内包物による不透明~半透明な)宝石質の事を指します。
洞察力や物事に対する読みの深さが得られ、美的感覚に訴える力を
発揮させる効果が高い、ニューエイジストーンとされており
アメリカのアリゾナ州やペルーの限られた地域でしか産出されず
その希少性から、とても高く評価されています。
これらの石は、もう13~16年ほど前に入手した物で
下記の詳細ページの画像にも掲載されているものです。
インクルージョンの無いものが高く評価されますが
まるで宇宙から見る地球のように混合する青緑色
(クリソコラに含まれる銅成分による発色)した
掲載した画像のような表情のある方が個人的には惹かれ
宝石界のマザーアースと勝手に呼んでいます(笑)
ビジネスでは、なかなか使う機会に恵まれずにいましたが
近々アバンギャルドなデザインの指輪で使う予定でいます☆
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この石を用いてのオーダーメイドの御希望や
お問い合わせ等は『こちら』からお願い致します。
ウィッカーマン(wicker man)とは、古代ガリアで信仰されていたドルイド教における供犠・人身御供の一種で、巨大な人型の檻の中に犠牲に捧げる家畜や人間を閉じ込めたまま焼き殺す祭儀の英語名称である。(Wikipediaより)
アメリカ西海岸の個人が所有する離れ孤島・・・
そこは部外者の立入が禁止された閉鎖的なエリア。
男に従属でない女達の島を司る母なる女神。
大地の女神よ、、、
この聖なる日に我ら島民は御前に集い謹んで生贄を捧げます。
豊かで多彩な実りを授けたまえ。。。
如何にも異様な態度で接する島民だけに、訳あり感が満載で
実際、伏線も含めてその通りの状況でラストを迎える訳だが
逆に、よそ者に親切な島民の方が、衝撃的だったかもしれない。
主人公の警察官、かつての恋人、その間にもうけられた娘と
この並びから、ありがちな救出劇を連想してしまいそうですが
もう少し根深く、親子三人のハッピーエンドを迎えるべく
主人公が最後に一発逆転で危機を脱してくれま…せん(笑)。
ニコラス・ケイジがリメイクしたという話題性とは裏腹に
これは好き嫌いの評価が別れる作品なのだろうと思いますが
自分のようなカルト&サスペンスのビギナー向けにはいいかも。
冒頭の事件を機に幻覚を見る中途半端なシーンが無ければ
民俗学や宗教学的なファンタジーとしての見方も出来そうです。
女護ヶ島のような女性優位に設定された離島に関しては
別のカテゴリーにおいてリサーチしている部分と重なり
1973年に撮られたオリジナル版があるようなので
こちらも機会があれば観てみようと思います。。。
ウィッカーマン~Wicker man(ハリウッド・リメイク版)
デスクトップ上のフォルダやファイルの名前の変更が
急に出来なくなってしまいました。
プロパティを見ると名前がグレーの文字になっていて
そこを選択する事も出来ませんでした。
・・・心当たりはあります。
ファイルをアップロードしようとした時に誤って
「最近使ったファイル」をクリックしてしまったのです。
PCに不穏な動きがあり…以来、ファイルをアップロードする時は
「最近使ったファイル」が上位に優先表示されるようになりました。
【原因と対処法】
誤って「最近使ったファイル」をクリックしてしまった際に
「デスクトップフォルダ」が、「最近使ったファイル」に
移動してしまったようです。
C:\Documents and Settings\【ユーザー】\Recentから
C:\Documents and Settings\【ユーザー】へ
デスクトップフォルダを移動して再起動する事で解決しました。
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※【役立った情報のシェア】カテゴリーの記事に関しましては
当方における小さな経験や情報収集を元に記しておりますが
本記事に関する御質問や責任にはお応え出来ません。
試行される際は、各々自己責任の下にて行動されますよう
ここに改めてお願い申し上げます。
現実は理想とは掛け離れているが
時々理想に近付くような事もある。
そんな時、暫くは現実を楽しもうと思う…
人生に望む事が、まさに今その瞬間だったら
そして、それがいつもそうだとしたら・・・。
物書きを中断している車椅子の小説家が、避暑地で出会った
隣人家族(母親と三人娘)との交流の深まりを通して
ときめきと共に再び物語を書くようになるまでの物語です。
モーガン・フリーマン演じる小説家のもとに
感性が豊かな隣人の次女が歩み寄ってきて
「イマジネーション」に関する教えを乞う。
人生における喜びとは心の探求であり
1つの扉が閉まれば、また別の扉が開く。
そこに無いものを探し続ける事こそ
人類が持つ最も強い力なのである。
それはまるで筆が進まない自分に言い聞かせるかのよう。
これまでに何度も経験してきた「最後のチャンス」
様々な苦難を払い除けるのに必要な扉が開かれそうな時
抱かなくなった期待を下ろし、重い腰を上げてみると
ささやかで贅沢な景色と遭遇するかもしれない。。。
人生の成熟期を迎え、心の隙間を埋めてくれる想像力を見失いかけた時
観る人の心当たりに響くきっかけをピックアップ出来るかもしれません。
最高の人生のはじめ方~The Magic of Belle Isle