手持ちのトルマリンをなかなか活かせずにおりましたので、もう17~18年も前に描いたデザインを引っ張り出してリバイバルすべく、先ずは指輪の原型から着手してみました☆
シンプルなアンティーク調の小洒落たデザインですので
ペンダントに改作(セミオーダー)しても良さそうです。
ゴールデンウィーク中にサンプル制作へと展開してみます。
オリジナル・フォントでデザインされたイニシャルで透かした弾丸フォルムのペンダント・ヘッドを制作中です。
上部からピルケースが収まる構造で、その上に蓋が付きます。
その本体と蓋の連結部分の構造に時間が費やされましたが
着地点としてはシンプルな構造で落ち着きました。
画像は、その構造の一役を担うフックを取り付けてる所で
かぶさる蓋との接地バランスに大きな影響を及ぼすので
何度も位置を確認しながら慎重に取り付けている所です。
贈答用に既製のブラス(真鍮)製タイバーを用いてヘマタイトが三連で蓮に留まるタイ留めを制作中。
画像はシルバーで制作した蓮の石座をプレートにロウ付けし
それを真鍮製の本体への搭載作業が完了した直後のもので
微妙なピッチを上手く確保出来ましたので記念撮影(笑)
御依頼主様がお花屋さんですので、いつも花にまつわる
ワンポイントを織り込ませて頂いております。
歴史に翻弄されたインペリアル・イースター・エッグ…1つとして同じ物は無く、その名に相応しい贅が尽くされた。
1885年、時のロシア皇帝アレクサンドル三世は
宝飾細工師:ピーター・カール・ファベルジェに
皇室用(インペリアル)イースターエッグを発注した。
インペリアル・イースター・エッグはロシアの母后や皇后の為に
1917年までに50数個ほど制作され、存在すると云われ
多くはクレムリンに、残りは個人所蔵か、美術館か…消えた。
世紀の大泥棒キース・リプリーが手掛ける最後の仕事は
ロマノフ王朝の秘宝「失われたミステリーエッグ」の強奪。
1917年、最後に制作されたミステリーエッグとされ
その市場価値はセットで4000万ドルにも及ぶと云う。
怪盗映画ならではの騙し騙されのストーリー展開の中で
実態が表面化するまでの伏線という仕掛けに嵌められます。
絶体絶命の状況においても「話をしよう…提案がある」と
その経験と認識による達観的視点で躱してゆくその術は
仕事を全うした怪盗だけが味わえる高笑いへと通じる。
「宝石もダイヤモンドも無い…希望さえも」
人々が飢え苦しんでいた1917年のロシアで
最後に制作されたミステリーエッグは拠所だった。
45ページ目、最初の試みはマリッジリングのテンプレートでした。
山あり谷ありを乗り越えて角が取れて丸くなるまで
一緒に年月を重ねてゆけますように…
そんなコンセプトで結婚指輪を御提案させて頂く事が多いので
テンプレートを試作してみようと思い「私物の四角い指輪」に
アプローチすべく思いつくままにラインを引いてみました。
そもそもが「私物の四角い指輪」を原点に展開していたので
ラインを引っ張っている時は全く気が付かなかったのですが
立体化して横から見ると猫耳(キャッツ・イヤー)風に(=^ェ^=)
図らずも・・・とはいえ
コードネームは「Cat’s ear」にて…(_ _ゞ
シンプルって本当に難しい…永遠の課題です。
画家フェルメール宅で奉公する少女はアトリエの掃除を命ずる奥方に「窓は拭いても宜しいでしょうか?光が変わりますが…」と問う。
そんな美的感覚のセンスと気遣いを併せ持つ少女に惹かれた画家は
少女に絵の感想を求めたり、絵の具の調合を手伝わせたりするうちに
心の内を通わせるようになり、やがてドメスティックな波風の渦中
遂に少女をモデルに後の名画となる作品を描きあげたのだった。
トレイシー・シュヴァリエによる同名小説(1999年)の映画化で
『青いターバンの少女/ターバンを巻いた少女』等の名でも知られる
17世紀に描かれたフェルメールの代表作を巡る歴史フィクション。
光の取り込み加減による温度さえ感じられるような映像は
当時の時代背景を踏まえた絵画を観ているかのようでもあり
またドメスティックな人間模様を写しているかのようでもある。
この絵の中にだけ存在する少女というある種の思い込みを紐解いて
主人(画家)と使用人(少女)のプラトニックな官能が絡み合い
エキセントリックに創作意欲を刺激する様もまた光と影が織り合う
陰影に溢れ色彩を鮮やかに際立たせる効果がインクルードされている。
宝飾的な視点では、劇中のフェルメールの指輪は少々物足りなかった感じで
デザインもさることながら、銀であればもう少しスレた古寂たトーンにして
ベタではあるが、石はフェルメールブルーをさり気なく掲げて欲しかったかも。
~フェルメールの群青は母から受け継いだラピスラズリの指輪にある…なんて☆
主演:スカーレット・ヨハンソン。
監督:ピーター・ウェーバー
撮影:エドゥアルド・セラ
ホワイトゴールドにダイヤモンドを留めたストッパーリング(指輪)のオーダーメイドで、豪華なオリジナルデザインはカスタムメイドならではのジュエリーに仕上がりました。
ダイヤモンドが全周しているフルエタニティのピンキーリングに
重ね着けする為(真意はストッパーの役割)の指輪です。
とても豪華なフルエタニティ・リングがアピールする傍らで
共に引き立たせる共存というよりも、反発し合うことなく
そのメインの指輪を補うという位置付けでの共存を展開。
ゴージャス+ワンポイントのピンキーリングです☆
横から見ると△状になっているシンプルなデザインの指輪は
三角の片面にダイヤモンド、もう片面は鏡面に仕上げる事で
パヴエのダイヤを映し出すような役割も担われています。
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