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映画:ザ・エッグ~ロマノフの秘宝を狙え~Thick as Thieves/The Code | 2014-04-20

歴史に翻弄されたインペリアル・イースター・エッグ…1つとして同じ物は無く、その名に相応しい贅が尽くされた。

1885年、時のロシア皇帝アレクサンドル三世は
宝飾細工師:ピーター・カール・ファベルジェに
皇室用(インペリアル)イースターエッグを発注した。

インペリアル・イースター・エッグはロシアの母后や皇后の為に
1917年までに50数個ほど制作され、存在すると云われ
多くはクレムリンに、残りは個人所蔵か、美術館か…消えた。

201429

世紀の大泥棒キース・リプリーが手掛ける最後の仕事は
ロマノフ王朝の秘宝「失われたミステリーエッグ」の強奪。

1917年、最後に制作されたミステリーエッグとされ
その市場価値はセットで4000万ドルにも及ぶと云う。

怪盗映画ならではの騙し騙されのストーリー展開の中で
実態が表面化するまでの伏線という仕掛けに嵌められます。

絶体絶命の状況においても「話をしよう…提案がある」と
その経験と認識による達観的視点で躱してゆくその術は
仕事を全うした怪盗だけが味わえる高笑いへと通じる。

「宝石もダイヤモンドも無い…希望さえも」
人々が飢え苦しんでいた1917年のロシアで
最後に制作されたミステリーエッグは拠所だった。

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