遺灰が納められたイニシャルを透かし彫りしたペンダントのオーダーメイドで、ハンドメイドによるオリジナルデザインのシルバーアクセサリーを御紹介致します。
オリジナル・フォントでデザインされたイニシャルで透かした
弾丸フォルムのペンダント・ヘッドのオーダーメイドです。
上部の蓋が開き、そこにピルケースを収納する〝外容器〟になります。
(※内容器は既成のステンレス製のピルケースを採用しています。)
ピルケースの中には、年始に亡くなられた御依頼主様の
お父様の遺灰が納められています。
「大切な人と身近に何時でも一緒に居られる」という
御依頼主様のメッセージの一部を掲載させて頂きます。
蓋に留まっている石はお母様から受け継がれた
タンザナイト(ゾイサイト)が留められています。
弾丸の先端となる部分にはスタールビーを留めてあります。
光に呼応するスタールビーはインターフェイスを担っています。
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月夜の下で張り巡らされた罠。蜘蛛と獲物とのホロ苦い定めを憂い夜露に見立てたブルームーンストーンが月の涙のように添えられた帯留めの制作工程です。
四季の和装小物を総合プロデュースしている「野庵」にて
『海松橿姫』という名前で出品されている帯留です。
最初に制作した時から9年の時を経ていますが
このアイテムに関しては、年月の経過と共に
マイナーチェンジさせながら想作しています。
御注文に伴い最新作を制作させて頂きましたので
次回想作させて頂く際の個人的なメモの意味も含めて
その想作過程の画像を断片的に掲載しておきます。
↑…と、いきなり飛んじゃってますが、蜘蛛の巣のフレームを
三日月に見立ててカットしたシェルに合わせて制作した状態です。
蜘蛛の巣に蜘蛛を搭載させた所が2枚目の画像です。
手前に見える突起は朝露の雫をイメージしたもので
今作より採用です(次回作以降はバランスを見て検討)。
↑こちらは後に三日月に見立てたシェル(貝)の封を担う部分で
今まで制作して来た物と大きくデザインが異なる部分になります。
石はブルームーンストーンが留まりますが、その形も雫型を採用し
その上部に水滴を辿るかのように見える丸い突起が2つあります。
↑三日月に見立てたシェル(貝)を滑り込ませながら
蜘蛛の巣のフレームを何度となく微調整してゆきます。
その後、ブルームーンストーンを留め、封を折り返します。
朝露に見立てたブルームーンストーンを目掛けて
蜘蛛が近付いてゆく様子が伝わりますでしょうか?
シェルやブルームーンストーンとのコントラストを考慮し
光らせ過ぎない自然の光沢が浮かび上がる仕上がりです。
【月夜の罠~プロトタイプの制作工程/銀の音彩より】
↑こちらは2005年にプロトタイプを想作した時の制作工程です
くりから工房のBlog~unknown dream ~では
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息子さんへの贈答用。。。
既製のブラス(真鍮)製タイバーを用いて、ヘマタイトが三連の蓮に留まるタイ留めのセミオーダーです。
ブラスの光沢は抑え、黒鉄色した三連のヘマタイトの光沢が
シックさの中に浮かび上がる印象で、トラッドにも合う感じです。
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猫(ネコ)&髑髏(スカル)の道化(ピエロ)指輪(リング)の制作過程を通した作り手の想いなどを交えまして、このページでお伝えしております。
1998年に最初のトゥーフェイス・アイテムである
「般若&髑髏のリング(指輪)」の想作を皮切りに
フクロウとスカルのコンビネーション(1999年)から
2002年の「闇の梟リング(指輪)」へと続いたシリーズ。
そのテーマに道化というキーワードをプラスしたキャラクター
猫のジョーカー(道化)の指輪(リング)を想作中です。。。
当初は猫のスカルをリアルな感じで制作していましたが
強度や「スカル」というキャラクターっぽさを重視して
少しファンタジーなテイストにてまとめてみました。
スカルの目から涙が一滴。。。
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御依頼主様から頂いた「水瓶座」というキーワードに水瓶の取っ手のようなパーツがある未発表の枠を用いてシンプルなセミオーダーのペンダントを制作中です。
旅の護符とも云われている「ターコイズ」を留める為に
元枠は天地のみの板爪ですが、両サイドにも板爪を追加し
インディアン・ジュエリーのような雰囲気で改作しています。
5月14日~20日まで池袋西武本店6階アートギャラリーで開催されている第一回現代根付秀作展を観覧して来ました。
森哲郎さんの古典根付を踏襲したような意匠は今回も健在で
その細部に渡るリアルさと、静なる表情の中にある動の手が
個人的には毎回惹かれるポイントになっています。
森さんには2000年に月成の処女作「挫喰髏(ザクロ)」を
批評して頂いて以来、根付想作の励みにさせて頂いております。
高木喜峰さんの出品作は何と4点!
中でも「しょう福」と題された猫と福助が彫り込まれた作品は
その柔らかなフォルムと猫の妖かしの表情に心を奪われます。
一見すると作品名にあるとおり吉祥モチーフの根付ですが
その裏では尾が二又に分かれている事から猫又だと判ります。
福山恒山さんの「道化者」はカバが片足立ちして反り返る意匠で
カバの表情もさる事ながら、そのバランスもまた見事でした。
かつて制作された「カバの逆立ち」のスピンオフ的な作風で
最初に写真で見た時は別の意味が含まれている意匠なのかと思い
会場で御本人に伺ってみたら、そういう事ではなかった(恥)。
そして久しぶりに西武展への登場を果たした和地一風さん。
「屁っちゃら」と題された河童がモチーフの鹿角の差根付である。
鹿角という素材とじっくり対話しながら、それに呼応するように
彫り込んでいったという意匠で、実に上手く材が活用されており
「へっちゃら」と言いながら、実は照れ隠しをしているという
そんな間抜けで小憎らしい表情も愛らしく親しみさえ溢れてくる。
2週間ぶりにお目にかかった高円宮妃久子様もお元気そうで
颯爽たる風姿で根付作家の方々と御交流なさっておられました。
こちらもワールドカップに向けてのアイテムを頑張らなくては☆
劇中の台詞で例えるのなら・・・
…不快というより笑える
…服を着ているのに裸に見える肖像画
…裸なのに裸に見えない肖像画
…身勝手な性格を持て余している
…黒猫が裏口から案内してくれる
そんな淡々難解なアート・ムービーともなれば
1~2度観たくらいでは、その「絢爛たる退廃」も
映画の意図を同様に汲み取る事は困難かもしれない。
キリストの磔刑図さえセクシャルな美へと昇華させた装飾画家クリムトは
「モデルに触れないと描けない」と言いつつも、興味を惹く花であれば
純粋な少年のように心を奪われ邁進し「記憶で描く」事が出来ると云う。
「FLOWERS…」
クリムト自作のフィルターを通したエフェクトの術によって
花々(モデルの女たち)は魔法をかけられたように表され
作風の世界観と共に劇中の映像効果としても華を添える。
それは死の淵にあるクリムトの脳裏を駆け巡る走馬灯のようで
「リアルとフェイクのコントラスト」に絡み合い翻弄される。
夢の中の出来事のように、断片的かつ幻想的に回想してゆきながら
華麗で耽美的な19世紀末のウィーンを象徴しているかのようである。
宝飾的な視点では、レアの大振りな指輪のコーディネイトも好みでした☆
主演:ジョン・マルコヴィッチ
監督・脚本:ラウル・ルイス