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龍指:参~龍の指切り(契り)の想作:2 | 2014-11-23

2014年の芸術の秋は染色にトライ&エラー☆

先ずは何色に染めようか…ということですが
龍の指切り(契り)」の御伽話にあるように
御神体として祀られているという事で考えると
ミイラのような褐色系を初めに思い浮かべましたが
今回は干し首のような藍色にしてみる事にしました。

干し首色と書くのもアレなんで青龍色と記しておきます(笑)

彩色方法は絵の具などを用いた着色ではなく
草木染のように煮出した液に浸して染めます。

今回用いた材料は、赤しそと菊茶です。

ここから先は、もう感覚的という感じで、思い巡らせながら
イメージしている着地点に目指すべく進行させてゆきました。

【以下、個人的なメモとして…】
適量の赤しそと菊茶を煮出した液に6時間ほど浸しておくと
いきなり理想に近い色に染まってくれたのは良かったのですが
鉄分に反応して部分的に黒っぽいムラが出来てしまったので
改めて全体を黒っぽい色に染め、凹部の染まった部分は残し
凸部に染まった部分を一旦剥ぎ取ってみることにしました。

201496-1

そして、改めて適量の赤しそと菊茶を煮出した新しい液に
今度は合計8時間ほど浸しておくと、凹凸部の濃淡の差や
青緑がかった透過具合など良い感じに染まってくれました。

次に龍の爪と指の骨を茶渋のような色に染めてゆきます。
爪は緑がかった感じに、指の骨はヤニのような色が理想で
茶渋による自然変色も目論んでいますが、どうなることやら…。

201496-2

こうして文章にしてしまうと淡々とした感じになりますが
活かせる失敗というか、それが通過点のような感じでしたので
合間とはいえ3~4日で一定の成果を出せたのはラッキーでした。

銀の音彩~月成(haq’s works)~より
龍指~龍の指切り(契り)~異聞奇譚

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カテゴリー: Ⅸ: 想作過程

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