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鳳凰のブローチ

2017-04-30
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鳳凰をモチーフとしたブローチのオーダーメイドで、オリジナルデザインによるカスタムメイドならではの上品なジュエリーに仕上がりました。

翼を休め飛び立つ先を見据える鳳凰をモチーフに
華やかなマルチカラーの宝石で彩られたブローチです。

鳳凰のブローチ

鳳凰のブローチ

こちらで使用されている宝石は
アメジスト、ガーネット×2、トルマリン
ファイヤーオパール×5、翡翠×3
ダイヤモンド×3、ルビーになります。

マルチカラーのブローチがテーマの御提案で
第二案までは翼のみのデザイン展開でしたが
まるで有徳の天子の出現と共に現れたかのように
さらさら~っと描きあげた第三案がこの意匠でした。

制作の手順として先ずは石が留まる枠を18金で手作りし
その石座に合わせるように鳳凰を立体化してゆきました。

鳳凰の頭部~胴体と足のみホワイトゴールド
他の部分は全てイエローゴールドという事で
石座以外のパーツは全部で4パーツになります。

鋳造工程、パーツごとの下磨き、組み立てを経て
御伽彫(Okabori)~鏨彫金師:岡本浩氏による
彩り豊かな鳳凰の羽根の彫刻が施されます。

岡本氏と出会って一番最初に依頼したのが
2005年の「白頭鷲のペンダント」でしたので
その辺りの感覚はお互いに十分把握しており
打ち合わせでお伝えした細かな指示や要望にも
御伽彫ワールドによって見事に表現されています。

実は当初、鳳凰の目にはアレキサンドライトを留めてありましたが
豪華なマルチカラーの宝石に対し鳳凰の存在をより印象付ける為
御依頼主様の誕生石でもあるルビーへと変更されました。
(御依頼主様に選んで頂いたルビーが留められています)

目が赤くなった瞬間、息吹が吹き込まれました☆

全てが仕上がったBlossom Dream。
東京の桜は不死鳥のごとく例年よりも
約2週間ほど長く楽しませてくれました。

鳳凰のブローチ

鳳凰の縁起について触れておきましょう。

陰と陽を同時にあらわす鳳凰は
雄である鳳は陽で太陽に属し
雌である凰は陰で月に属する。

このように陰陽両面を象徴する鳳凰は
「不離の和合」そのものであるとされ
公正・忠実・正義・従順を表しています。

また皇帝の象徴である5本指の龍に対置して
鳳凰は完全なる雌である皇后の象徴であるとされ
美意識と繊細なる感情により平和をもたらします。

オーダーメイドに関する詳細はこちらから御覧下さい

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Norah Jones/ノラ・ジョーンズ~武道館公演4/14(2017)

2017-04-15
Norah Jones/ノラ・ジョーンズ~武道館公演4/14(2017) はコメントを受け付けていません。

春らしい穏やかな天気にも恵まれた
Norah Jones/ノラ・ジョーンズ
武道館公演の中日(4/14)。

早いもので前回の武道館公演から4年半も経つんですね。

九段下からふと左手に目をやると
まだまだ咲き誇る桜の隙間から
武道館のシンボルが見えてきました。

ノラ・ジョーンズのライブ前に相応しい
ほっこりした気分にさせてくれる景色で
今年の桜は本当に長く楽しませてくれました。

武道館というよりも、小さなライヴハウスであるかのような
アットホームな雰囲気のなか目の前で繰り広げられる
ノラ・ジョーンズの歌の世界は淡々としていながらも
普遍的な中に彼女の唯一無二の歌声に引き込まれる。

心地よく、気持ちが良い、ただそれだけの至福の時。

ささやかな贅沢を味わう最高のバースディ・ウィーク。
この悦びをまた明日からの想作に反映して参ります。

(Special Thanks Ryuya@otoris)


ゴールドマンコレクション~これぞ暁斎!

2017-04-09
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渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムにて開催中の『ゴールドマンコレクション~これぞ暁斎!』を観覧してきました。

河鍋暁斎といえば、これまで何度かの展覧会で
仏画から戯画まで幅広い作品を観てきましたし
幾つかの図録なども所有しているのですが
「今回は動物を写生した題材が多いのも魅力」と
既に御観覧された扇蔵様より御伺いしていたので
何か新しい発見が出来ればと楽しみにしていました。


枯木寒鴉図/烏瓜に二羽の鴉(共に部分拡大)

1881年、第二回内国勧業博覧会で最高賞を受賞した暁斎は
この「枯木寒鴉図」に法外な価格が付けられた
「これは鳥の値段ではなく長年の苦学の価である」と答えたと云う

榮太婁の二代目主人に買い上げられ
この作品を機に鳥の制作依頼が殺到し
鴉の絵は海外に知らしめた作品となった。

観察と記憶による描写から数多くの写生が成され
そこに擬人化の要素を加える事で自由自在の
暁斎ワールドが繰り広げられるのである。

その1つの例が「鴉の目の擬人化」でした。

この2枚の画像は先日三溪園で撮影した鴉で
観察する限り鴉の目は黒目しか確認出来ませんが
鴉の白目や目の形を独自の解釈を添えることで
鴉の表情や作品の物語が明確となって浮かび上がる。

このアプローチが更に加速してゆくと
それはまるで人間社会の縮図として
その滑稽な様や風刺画として描かれ
今も私達の身近にある出来事と重なる。

暁斎の時代から約130年が経過し
これほどのテクノロジーが進化しても
人間の成長は個々の人生において大差なく
むしろ便利さと共に退化している部分さえある…
そんな事を思い馳せたりもするきっかけになりました。

暁斎の戯画による人生訓

もしも暁斎が現代を擬人化するとしたら
ミサイルだろうか、原子力だろうか、それとも…。

Bunkamura ザ・ミュージアム/ゴールドマンコレクション~これぞ暁斎!


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