銭洗弁財天宇賀福神社(鎌倉)探訪記~2017年
般若とは半蛇であるという説を紐解いてゆく過程で
(~「鬼の研究」著者:馬場あき子氏~より)
人頭蛇身の神である「宇賀神」に辿り着いた際
4年前に一度訪れた銭洗弁財天宇賀福神社を再訪。
御祭神
本宮 市杵島姫命
奥宮 弁財天
蛇(水神)との結びつきが強く、蛇を使いとすることから
あちらこちらに蛇にまつわるモチーフが溢れています。
正三角形を組み合わせた「三つ鱗」は
蛇の鱗の連なりに似ていることに由来。
弁財天では波と組み合わせた「波に三鱗」が定紋とされ
銭洗弁財天宇賀福神社でも所々で発見するのが楽しい。
ディズニーランドでいう隠れミッキーを探すみたいな感じ?
本宮の脇から入る洞窟が奥宮になっていて
岩窟の切れ間から差し込む神々しい光を浴びながら
鎌倉五名水に数えられる清水で銭洗することによって
心の不浄が清められ福寿開運するという御利益。
奥宮には宇賀神と弁財天が祀られています。
巳年の1185年(文治元年)巳の月(旧暦4月)巳の日に
源頼朝公が見た霊夢の導きで宇賀福神弁財天を祀ると
治政は確立され、民衆の平穏を得るに及んだと云う。
「宇賀神像~梅若塚木母寺」でも綴ったように
女媧の立体像を中心に色々と探索していますが
こちらは石碑の平面に宇賀神が彫刻されています。
今回、改めて女性の頭部の宇賀神を探してみましたが
前回と同様に見つけることは出来ませんでした。
~宇賀神は日本古来の農耕神~
その多くは男性(翁)の人頭で表される事が多いようですが
中には女性の頭部で表されている事もあり、その解釈の1つとして
伊勢神宮外宮で豊受大神として祀られている「豊受媛神」も
(御饌の神として天照大神の食の世話をする重要な神である)
『延喜式』大殿祭祝詞に宇賀能美多麻と称するという註がある事から
豊受媛神が女性(女媧)を表していると解釈される事もあるようです。
(丹後国風土記に登場する天女が豊宇賀能売神であるともされます)
また後に弁才天と習合し、宇賀弁才天として祀られてからは
市杵嶋姫命(いちきしまひめ)と同一視されることも多く
こちらも女性(女媧)として表す要因の1つとして考えられます。
日蝕をテーマとしたアンダルサイトとレインボームーンストーンを留めたリング(指輪)のオーダーメイドで、ハンドメイドによるオリジナルデザインのシルバーアクセサリーを御紹介致します。
元々は「月」の存在が大きくあり
その対にある存在としての「太陽」を
「重なり、消えてなくなり、再び表れた姿」を
プロセス的なアプローチで図案化してみました。
このデザインに決定する前から金環日蝕のイメージで
アンダルサイトとクリソベリルの2石を御提案させて頂き
このアンダルサイトに決まってからのデザイン展開でした。
決定したデザインは象徴的な存在感を意識しつつも
コンセプトにある円環のイメージに繋がるフォルムです。
空白を表す空間には流水紋のような模様を描き
生命の循環を森羅万象のように表わしています。
メインのラインを補うようにシンプルかつフリーな感じで
細い線を添える事でメインの線を揺らがせてみました。
アンダルサイトの対の位置にはレインボームーンストーンが
日蝕のアンダルサイトを俯瞰するような感じで留めてあります。
「重なり、消えてなくなり、再び表れた姿」というコンセプトが
独自の宇宙観と共に織り込まれた指輪に仕上がりました。
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