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摩利支天と 亥年の干支「お猪坊」の帯留め | 2019-01-06

亥年の干支をテーマに制作致しました愛らしい二頭身の瓜坊(ウリ坊)の帯留めで、ハンドメイドによるオリジナルデザインの和装アクセサリーを御紹介致します。

「お猪坊(ちょぼう)」
その名の由来は「おちょぼ口の瓜坊」。

愛らしいほどの二頭身のフォルムながらも
見上げる大きな目は夢見る力強さが伺えます。

うり坊特有の縞模様を雲に見立て…

その背中には三日月を背負っています。

猪は摩利支天の眷属とされており
摩利支天が猪の背の三日月の上に立つ
形像として表される事があります。

裏側の三日月は猪の牙も表しており
この小さなウリ坊がやがて成長し
立派な牙を備えもつ日を夢見ています。

「陽炎稲妻水の月」
形は見えても捉えることの出来ないもの
動作がすばやくて身軽なものの喩えがあり
三日月そのものを目には見えない陽炎
つまりは摩利支天を表しております。

陽炎(姿を見せない陰身)が神格化した摩利支天。

こちらは豊川稲荷東京別院の摩利支天。

その御足元には三頭立ての勇ましい猪が
天に向かっていなないているかのようです。

制作当初は、このテイストの猪で進めており
意匠も大変気に入っておりましたが
装着時の見た目に問題が生じ白紙に…。

制作途中の原型は残してありますので
いつの日か改めて再挑戦してみたいと思います。


こちらは「お猪坊」の原型です。


扇蔵様の「お猪坊」との2ショット。

黒く燻されたお姿は黒豚ならぬ黒猪

仕上がったばかりの「お猪坊」たち。
来週末迄に全て御依頼主様にお届け予定です。

摩利支天(まりしてん)とは…
サンスクリット語マリーチMarciの音写語で陽炎・日の光の意。
漢訳経典で陽炎・威光と訳し、その神格化であるとされる。
自らは陰形・陰身、つまりその姿は現さないが念ずることで
他人はその人を見ず、知らず、害さず、欺かない、という。

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