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和蘭モチーフのブローチ~こんらん | 2021-05-30

和蘭がモチーフのブローチのオーダーメイド。混乱した時代背景をテーマに和蘭に小さな狐を配したオリジナルデザインで、カスタムメイドならではの魅力あふれるジュエリーを御紹介致します。

和蘭モチーフのブローチ

和蘭モチーフのブローチ

蘭やカトレア系の花に狐を忍ばせたり
蘭そのもので混乱している姿を表したり
花びらの造形をデフォルメして立体化し
狐の存在をより一体化させるようにする等々
様々なアプローチで第一案を展開してみました。

各々の面白い部分を汲み取って下さった中
恐らく最初から思い描かれていたような
「蘭の上に狐がちょこんと鎮座している」
デザインが採用される事になりました。

大きさは一番長い側萼片(下の花被片)で
4cm程度を想定しながら制作を開始。

花被片1枚1枚に自然な動きを持たせた
デザインなので、金属素材のイメージのまま
造形が硬くならないよう曲線を作ってゆきます。

花は左右対称の形状で、その配置の点から
前方に位置する両側の内花被片は側花弁
後方に位置する外花被片は背萼片と側萼片と
区分されていますが、5枚の花被片だけだと
蘭らしさに欠けるというか何だか判りませんが
リップ(唇弁)が付くと蘭らしく見えてきます。

更に蘭の特徴である蕊柱(ずいちゅう)は
雄しべと雌しべが合着して構築されたもので
蕊柱の先端にある葯帽もまた特徴的です。

本作では真珠が収まる様に想作してあります。

次に狐の制作です。
デザイン画の段階では混乱した時代に生き抜く
シャープなシルエットで狐を描きましたが
狐を黄金色のするに当たり少しふくよかにし
豊かさを印象とした視覚的表現に至りました。

ふくよかさ=太っているのではなく
混乱の中での心の豊かさを表しており
「ちょこんと鎮座する狐」に神々しさを
加味した表現という解釈になります。

各々の鋳造工程と下磨き工程を経て…

シルバーの和蘭にゴールドの狐をロウ付けし…

変色等を洗浄後、蘭に彫金のテクチャーを施し…

狐にヘアラインを1本1本入れる事で
蘭の上に狐がちょこんと鎮座する意匠の
画竜点睛となったような気が致します。

ここ数年真珠を使う機会が増えましたが
くりから工房のデザインにおきましても
真珠を留める事で落ち着いた雰囲気となり
本作も優しく上品な印象に仕上がりました。

オーダーメイドに関する詳細はこちらから御覧下さい

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