般若(鬼女)がモチーフのHalf Skull~髑髏般若リング(指輪)を23年ぶりに新たに制作してみました。
最初に作った髑髏般若は1998年のモデル
通称「Mark-III~Half Skull」でした。
当時はTwo Faceと呼んでいましたね。
「Mark-II (1997)」で自らに重ねた表情(陽)に
髑髏のエッセンス(陰)を添えた独自解釈による
「陰陽般若」を表現したのがその始まりになります。
昨年のコロナ禍における最初の緊急事態宣言中に
予定していたアイテムのリリースが延期となり
時間がぽっかり空いてしまったので久しぶりに
般若のモチーフを手掛けてみる事にしました。
今回の挑みは、くりから工房の般若の特徴である
髑髏の様に窪ませた目元はそのままでありながらも
マスカレード風の装飾を添えてみる事にありました。
全ての工程を撮影していた訳ではありませんが
この3倍近くの葛藤があったと記憶しています。
特にこの目元に施した装飾に関しては
ほんの僅かな線の太さやカーブによって
驚くほど異なる表情となりますので
理想とミニマルさを交錯させながら進行。
般若という仮面の新たなデコレーションと
よりリアルな髑髏面の追及のコンビネーションを
この「Mark-X」に取り入れることが出来ました。
せっかくなので、この「Mark-X」を用いて
話題の「鬼滅の刃」竈門禰豆子 嬢をモデルに
くりから工房の解釈にて制作してみました。
もちろん販売を目的としたものではなく
度重なる緊急事態宣言中の空いた時間を
有効活用した造形練習の一環として…です。
このプラクティスの大きな収穫は髪の毛の表現です。
鬼女と化した禰豆子嬢の荒れ狂うような長い髪を
指輪の限られたスペースの中でどのように表現するか…
また「Mark-X」の鼻から下の部分と髑髏面は調整程度とし
そこに漫画やアニメの二次元の目元を加味するプロセスは
少々強引でありながらも今できる事を反映してみました。
禰豆子嬢のお陰様もあってか鬼女の認知度があがり
日常的に24年間「Mark-II」を身に着けている者として
この「Mark-XI」は実験的かつ有意義に取り組むことが出来ました。
銀の音彩【般若面との出会い】
↓般若面のギャラリーのページはこちらです。
【くりから工房「般若集」】
※関連キーワード
シルバーアクセサリー,般若指輪,般若リング,般若グッズ,般若アクセサリー,般若面指輪,般若面リング,般若面グッズ,般若面アクセサリー,和装小物,和のアクセサリー,般若 グッズ,般若面 グッズ,般若 画像,般若面 画像,ネット通販,通信販売,