夕べのラジオで掛かった聖飢魔IIの「永遠の詩~A Song Of The Deceased」
先月、23年振りに発布された新譜大教典『BLOODIEST』の一番最後に収録されているロッカバラッド。
昨年夏に突然家族を亡くして以来、事あるごとに
亡くなった人の魂の行方について思う事がある。
作詞・作曲を担当したのは我等がJAIL大橋(敬称略)
発布記念のFaniconの生放送や今月発売されたBURRN!にて
この曲が作られたのが約10年前である事が語られている。
10年前といえば、大橋さんが再渡米する準備をされてた
(確かビザの認可までに時間を要し少し時間があった)頃で
せっかく得られた時間だからと作曲されていると仰っていた。
そして、その少し前には東日本大震災が起きた頃でもある。
震災直後の大橋さんは無力さを痛感された御様子でしたが
常に被災された方々に思いを寄せつつ、音楽活動においても
エースさんとのジョイントライブ「RISE」では寄付を募り
それは現在にいたるまで10年以上に渡り継続されている。
(それ以前から各地の被災者支援の募金活動をされている)
BIG BRIDGESの初来日公演の最終日だっただろうか、
Luck Of Communicationを歌う直前に感極まられたが
後にそれは震災の事が思い起こされたからだと語られてる。
個人的に普段聴いている音楽の9割が洋楽という事もあって
最初に「永遠の詩~A Song Of The Deceased」を聴いた時は
活動のロケーションをポートランドに移した際の音楽
後のBIG BRIDGESのサウンドと重なる部分を強く感じた。
そして一度も歌詞カードに目を通すこともなく
何度か聴いているうちにデーモン閣下が歌う歌詞が
スーっと入り込んでくる瞬間があった。
完成した「永遠の詩~A Song Of The Deceased」が
何かを特定しているという事ではないであろうし
歌詞は主観的にも客観的にも捉える事が出来る。
The Deceased(故人)がこういう風に思ってくれてたら…
いつの日か自分が故人になった時にはこんな風に思えたら…
ただただそんな風に思いを馳せつつ。。
「永遠の詩~A Song Of The Deceased」
亡くなった人の魂の行方を代弁してくれてるかのようで
確かにこの曲に心を救われた。
そして次のテーマをこの曲に見出だすことが出来た。